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第三者が一人称で考え抜くからこそ
あるべきM&Aのカタチが見えてくる

トランザクションアドバイザリー

M&Aがなぜ必要ですか?その問いからスタートします。

急激に変化する経済環境の中で競争力を維持し、
成長を継続するためにはあらゆる経営判断に対してスピードが求められます。
同業他社による統合や系列化による事業の選択と集中やリスク分散を行うために、
 企業戦略の一環としてM&Aを用いることは一般的になっています。
しかし、その検討を進める中で、なぜM&Aが必要だったのか、
その経営判断の根拠が見失われることが少なくありません。

その「なぜ」を突き詰めておくこと、
M&Aに至る本質的な理由や課題を経営陣共通の認識とすることが
成功の可否を大きく分けることになります。

対象となる企業様のニーズ

MITは、以下のような企業について、
スキームの検討とその実行、諸問題の解決の支援を行います。

MITの特徴

MITのトランザクションアドバイザリーの特徴をご紹介します。
「ブティック型」ではなく、
「戦略ありき」のM&Aにより
為すべき事業目的を達成する01
M&Aを検討・実施する際に提示された選択肢の中から選ぼうとしてしまうと判断軸がぶれてしまい
結果として価値を生むM&Aとならないケースが多く見られます。
それは、売り場でさまざまな商品を比較しているうちに
本来の購入目的ではないものを購入してしまうのと同じ 「ブティック型」のM&Aにも数多く見受けられる様に感じます。
M&Aを成功させるためには、事業戦略上そもそもM&Aがなぜ必要なのかという徹底した分析と、
そこから導き出された目的を見失わないことが大切です。
「正しい戦略」を手に入れることがM&A成功のための最も重要な前提条件となります。
第三者目線から徹底して行う、
デューデリジェンスとバリュエーションによって
最適な戦略を導き出す02
M&Aの課題を解決するためには、いずれもクライアント企業および事業そのものへの深い理解と洞察力が
非常に重要となります。その際に的確な現状認識をするには第三者的な視点が欠かせません。
MITでは、M&Aを進める上で、非常に重要な基礎となるデューデリジェンスやバリュエーションの分野において
豊富な実績と高い専門性を備えており、社内外のリソースを活用した総合的なサービスの提供を実現しています。
専門的かつ広範囲にわたる
ネットワークリソースを
最大限活用し
最適な未来を創造する03
フィナンシャル・バイヤーとストラテジック・バイヤー両方との幅広いネットワークを構築しながら
その特徴を理解しており、数あるソーシング先からM&Aの候補先を検討し、交渉することが可能です。
外部弁護士事務所、外部税理士事務所、外部司法書士事務所、大手不動産会社、
不動産鑑定士事務所、ファンド、金融機関等とのアライアンスを通じ、
M&A・事業再編のさまざまな場面に対応する専門的かつ広範囲にわたるリソースを有しています。

M&Aの類型

M&Aは売り手企業の財政状態により一般的に以下のように分類されます。

※法的倒産手続を経ずに債務を整理する手続

通常M&A

一般的なM&Aの流れ
通常M&Aにおけるフェーズ別の実行支援

再生型M&A

債務超過状態の会社のM&Aは一般的に買い手の負担が大きくなるため困難です。通常のM&Aが実行できないような
企業を対象に、法的整理、私的整理によって過剰な債務をカットすることを前提にしたM&Aの実行支援を行います。

再生型M&Aにおける実行支援内容【売り手企業への支援を想定】

M&Aの流れは通常のM&Aとほぼ同様ですが、再生型M&Aに特有な業務に対するサービスを提供します。

実績紹介

  • 木材メーカーの事業再生を経た事業承継案件

    過剰債務・低収益に苦しむ売上高数十億円程度の木材加工メーカーの再生、M&A案件。短期間でのDD→債権者調整→DPOを経て、財務・収支共に高水準で安定。その数年後、後継者不在に端を発するスポンサー探索を開始。M&A戦略の立案と実行支援を行い、プライム上場企業への株式譲渡を完了。

  • 給食製造会社の再生型M&A案件

    学校給食を提供する売上高十億円弱の給食製造会社のスポンサー型M&A案件。 資金ショート寸前の状況であったが、地域金融機関と協調しながら様々な資金調達策を立案し、スポンサー探索の時間的猶予を捻出。FAとして関与しながらM&Aを活用した抜本型私的整理の計画立案と成立までを支援。

  • 燃料小売、卸売会社の再生型M&A案件

    売上高数億円程度のサービスステーション運営、地方自治体への燃料卸売会社のスポンサー型M&A案件。子会社も過大債務に苦しむ親会社からの資金流出が継続していたため、子会社の譲渡と債務整理を先行して実施。引き続き、公的機関関与の下で抜本型私的整理の成立にFAとして関与。

  • 出版関連企業の再生、業界再編案件

    業界中位の出版関連企業における大型増資案件。株式移転・会社分割を駆使した財務ストラクチャ構築、再生計画策定サポート及び出資者間調整などスキーム全体をハンズオンで実行支援。その後、同社は同業下位の出版関連企業がプレパッケージ型民事再生を申し立てる際にスポンサーとなり、業界の再編を実行。

  • 製造業の再生、成長支援案件

    売上高数億円のベンチャー製造業の再生案件、対象企業は技術力を有する反面資金繰りに窮している中、スポンサーの招聘による資金繰支援、会社分割を駆使した財務ストラクチャ構築により、対象企業は開発製造に注力することに成功。直近では上場を見据えたIPO準備を支援。

  • 投資委員会運営業務

    対象企業は、会社の課題解決及び成長の手段として、M&Aを採用。M&A実行の判断をサポートする組織として社内に投資委員会を設置、当該投資委員会の設立及び運営を支援。M&A実行後は統合効果を最大限にするべく、PMI業務も提供。

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